概要
Travis CIにいつの間にかビルドスキップ機能が追加されていたので、 早速MiddlemanのビルドでもGithub Pages生成後の処理をスキップするようにしました。
Middlemanのビルドについて
このblogはMiddlemanを用いていますが、編集用ブランチとサイト生成先ブランチ(master)を分けています。 編集用ブランチをローカルでコミットしてGithubにプッシュすると、Travis CIが自動的にmasterブランチへ静的ファイルを配置するという仕組みです。
その実態はRakefileを用意して、Travis CIに叩かせるというもので、以下の記事で紹介されていたものを利用しています。
Middleman で作った web サイトを Travis + GitHub pages でお手軽に運用する - tricknotesのぼうけんのしょ
今までの問題点
Travis CIのビルドはmasterブランチのコミット時にも動作してしまい、.travis.ymlが見つからないためにエラーが発生していました。
上画像のように、成功ビルドの後に失敗ビルドがつくられています。
しかし、ビルドスキップを設定することで、この問題を回避できるようになりました。
スキップの設定
Travis CIに特定のビルドをスキップさせる方法は単純で、コミットメッセージに[skip ci]
などとあれば良いということです。
上記の自動ビルドではRakefileにてコミットメッセージも設定しているので、その中に[skip ci]
という文字列を含むようにしました。
この変更をコミットし、プッシュしたところ、無事にmaster生成後のビルドはスキップされるようになりました。
上画像のように、masterブランチ自動生成後のビルドはスキップされるようになりました。 今まで、実害はあまりないもののエラービルドが出ることで気持ちがブルーになっていましたが、そうした気分からはようやく解放されそうです。